よみもの

□rejection
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『お前…まさかまた…?』


この間も俺の部屋のキーを勝手に持ち出し、出入りしていたのだ。


案の定そうだったらしく、手にはキーを持っていた。






『ヴェイグ…お前なぁ…それ、犯罪だぞ?犯罪?』



半ば呆れた口調で俺は忠告していたのだが、ヴェイグは聞いていないようだった。



『ティトレイ…』


『何だよ…?言っておくけど俺は今日のこと謝らないからな。俺は十分以前同様に戦える。だから俺のことは前みたいに扱ってくれ…』


『それは無理な要求だな…』


『Σ!?何でだよ!』


『心は以前と一緒だが、体は変わっている…無理をすれば壊れてしまう…』


『へっ…俺が女になっちまったから守るのかよ?』


『それは違う…』


『何が違うっていうんだよ!!守られてなきゃ戦えねぇなんて…ふざけんなよ…』


『ふざけてなどいない…俺はティトレイが好きだから守りたい…それだけだ…』







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