青の言葉(18)

□乱れ雪月花
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指でなぞってまた乱れ。

就職情報を目で追っては、すぐ閉じて隠す。

田舎者で、詰めが甘くて、大事な事がいつも掴めない僕だけど、きみの為に笑えるよ?

まだきみの姿も影も全く見えないけど、少しは僕きみに近づけたかな?

閉じた情報をまた広げ、指でなぞる。

それは雪のように儚い想い。

それは月のように優しい想い。

それは花のように気高き想い。

それらが乱れ乱れきみを傷付けてるけど、今だけは我慢して。

自信満々で言うよ。笑って言うよ。

僕なら幸せに出来る!ってバカ丸出しで偉そうに言うよ。

・・・

乱れ乱れて雪月花。

いつかは優しい香りになって、きみの元に届けと叫ぶ。

届いたら触れてみて?

きっと優しい懐かしい匂いがするよ。

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