青の言葉(18)

□冬の天使
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きみがその羽を羽織って手を広げた瞬間、僕はきみを天使だと思った。

見知らぬ街の中で、僕はボーっとしてた。

どこに行っても部外者のようで少し悲しくなる。

隣の天使はさっきからなんだか不機嫌そう。

そんな時は決まって体調が悪い時だから、早く暖かい場所に入れてあげたい。

とりあえずいつものようにぶかぶかの羽を貸したけどやっぱり寒そう。

だから僕はきみから離れない。少しでも風避けになるようにと。

またその羽を広げてよ?それでさ、僕も光るオルゴール気になってんだ。

だから…また…

いよう、一緒に。

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