━STORY━

□鼠狩
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ここはクユダという国のアシザンという港町



空は青く晴れ渡り港町は竜人や獣人、魚人等が行き交い賑わいに溢れていた


町の少し高岱には立派な宿が建っていた


その宿から三人の竜人と一人の獣人、そして二人の鳥人が出てきた


その中の一人の獣人と一人の鳥人が残りの者達と別れを告げ、二人は町中へと消えて行った


残りの竜人達はまた別の方向へと歩きはじめた





アシザン・ギルドハウス




その建物の中は壁が灰色のコンクリートで塗り固められ、その壁には指名手配の紙や魔者に関する世間で発生している事件等の雑誌の切り取り等がそこら中に張り付けてあった


その紙を見るがたいの良い獣人や鎧などを身に付けた者達


戸の無い出入口から青い狐獣人と黄色い木菟鳥人が入ってきた


獣人
「おい、あれって"フック"じゃないか?」

竜人
「そんなに強そうには見えねぇけどな…」

獣人
「あっちの狐の姉ちゃんなんて良いケツしてんなぁ…w」


すると狐獣人は右手の指をパチンと鳴らし次の瞬間


バチバチィッ!


その獣人の目の前で爆竹が弾けるような音と共に激しく火花が散った!


獣人
「Σぅアッつ…!?
な、なんだ今の…ι」
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