夢小説〜銀魂(LONG)〜
□第三訓
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着替え終え、客間に行くとタバコを吸っているチンピラがいた。
ちゃんと携帯灰皿などという便利グッズを持っていたようでそのまま気にせず吸っていた。
「オーイ。あたしゃタバコを吸って良いなんて言ってないぞ」
「あ?なんだよ。禁煙だったのか?」
そりゃ悪かったなと、タバコの火を消し灰皿の中に捨てる。
「あたしが好きじゃねえんだよ」
「自分勝手な奴だな。人待たせといてそれか」
「こんなに早くに来るとは思ってなかったんだっつの」
「ふん。いつ来ても良いように用意しとけってんだ。なんでも屋さんよ」
あ?とチンピラを見やると何でもなかったかのように立ち上がった。
そして玉藻の襟首を掴み
「ほら行くぞ」
と言い、そのまま靴を履いて待たせていたパトカーの中に放り投げたのだった。