夢小説〜黒バス(long)〜

□紫の通常運転
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朝ごはんを食べ終えたら、私は食器を洗う。
むーくんは準備をし始める。
その後はむーくんと二人で学校に向かう。

「むーくん今日、小テストあるけどなにか勉強した?」
「……なんもしてねーし」
「やっぱりー」

昨日のテレビの事とか部活で何があったかとか登下校の時は決まって話す。
お互い、知らない事はないんじゃないのかってくらいに。

「あ、むーくんやばいよ。このまま行くと朝練遅れちゃう」
「えー?めんどくせーしサボっちゃいたいしー」
「赤くんに練習メニュー増やされちゃうよー?」
「それは嫌だし…」
「じゃあ走ろー!むーくんには負けないよー?」
「奈鶴ちんが俺に勝てるわけねーし」

今日みたく朝練に遅れそうになる時はどちらが早いかを競うように学校に走って向かう。
これも良くある事。
この追いかけっこ、私はいっつもむーくんに勝てないから今日こそ勝ってやるんだ。

「急げー!」
「負けねーし」
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