夢小説〜黒バス(long)〜

□男女比
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「というわけ。わかった?これであなた達も必然的に桃井を探さなくてはいけない理由ができたわ。」

今現在起こっている事実を恥ずかしがらず、尚且つ捻じ曲げずに正確に伝えた神ちゃんに拍手を送りそうになったがやめておいた。
なにせ話の内容は同性愛同人誌の話だからだ。

「えーなにそれー?俺、赤ちんとえっちなことしてる本があるのー?」
「そうなんだよねーむーくん。あたしも始めて見た時にはすっごいびっくりしたんだけどさー」
「そこっ!呑気に話してる場合じゃないのよ!?この前見た時には私と奈鶴がそうゆうことしていたんだから!」

今にも噛みつきそうな勢いで諭す神ちゃんはバスケやってる時よりも必死だ。
なにが駄目なのかなー?

「だってフィクションだし良くなーい?」
「よくないわよ。奈鶴は見てないからそう言えるのよ。赤司と紫原だけじゃないわ。黄瀬と青峰のもあったし黒子と青峰のもあったわ。」
「あたしは緑くんと黒子くんの見たよー。よくわかんないけど男の子って後ろの穴に「わーわーわー!!」どうしたの?きーくん」

金髪モデルの黄瀬くんこときーくんはあたしの話を途中で遮った。
きーくんはお話のマナーがなってないんじゃないかな。

「な、なんてこと言おうとしてるんスか…!」
「なんで止めんだよ黄瀬。いつもはそんなエロい事言わねえ奴が言った時こそ最高にエロいんだぞ」
「あんたも何言ってんスか!!」

青い頭のガングロ青峰くんはいつも通りの通常運転だった。
それに対して緑くんはぷるぷると震える手でメガネを上げると黒くんにすまないのだよ…と謝っていた。

「確かに、そんなものを世に出してはいけないな。」
「でしょう?だから不本意ながらあなた達にお願いしに来たのよ。他の子達はもう探しに行ってるわ」
「そうか…では、こちらも向かおうとしよう」
「赤司さん、神ちゃん」

突然現れた綴子に驚く事なく返事をする神ちゃん。
すっごーい…あたしはあんな事されたらちょっとびっくりしちゃうなー。

「ふん、そんなところにいたのね。行くわよ。奈鶴。」
「はーい。むーくんも一緒に来るよねー?」
「行く行くーちょっと気になるしー」

そして、ぞろぞろとむーくんに続いて桃ちゃんと桃くんが待つ場所に歩き始めたのだ。
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