夢小説〜short詰め合わせ〜
□聖夜に祈りを
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一時間ぐらいしただろうか。
「っ…できた!」
簿記の選択者なめんなよ!と心でガッツポーズをし、纏めた資料を監督に渡しに行こうとドアを開ける。
「わっ!」
軽い衝突音と共に私が尻餅をついてしまった。
「すまん…だ、大丈夫か?」
「平気です…主将は?」
「ワシは大丈夫じゃ」
「良かったです」
ぶつかった相手は主将で、壁よりは痛くないけども
「あ、纏めた物が…」
「わちゃ…」
「バラバラぁ」
あっちこっちに四散してしまった。
なんだか今日はツイてない気がする…