夢小説〜short詰め合わせ〜

□悪戯っ子
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ドリンクを作り、全員に渡して行くと花宮くんがまた嫌味を言ってきた。

「お前、この前俺のだけ辛くしただろ」
「してませんー。失礼な事言わないでよ」
「あ、そーかそーか。お前ドリンク作るの下手くそだもんなぁ」
「はぁ!?少なくとも花宮くんより上手いわよ!」
「飲んだ事もねえのに勝手に決めつけてんじゃねえよ」
「飲まなくてもわかるわよ!」

イライラしてムッとむくれると花宮くんが、ふはっといつものように笑ってきた。
もうなんでなのかな、今日はいつもに増して頭にくる。
ニヤニヤと不愉快な笑みを貼り付けた花宮くんを見た瞬間何かが吹き飛んだ気がした。
あたしは手に持っていた花宮くん分のドリンクを全力で花宮くんに投げつけ

「〜〜〜っもう知らないわよ!勝手にすればいいじゃない!もう来てやるもんかっ」

と叫んでそのまま体育館を走って出て行った。
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