夢小説〜銀魂(LONG)〜

□第三訓
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今日も今日とて戸を叩く音で目が覚めた。

あたしゃ呪われてんのか?

適当に返事をしながら着流しを羽織り玄関に慌てて向かう。
返事は聞こえたようで戸を叩く音は鳴り止んだ。
つっかけを履き、戸を開くと昨日のチンピラ警察のガラが悪い方がいた。

「あれ?なんで家しってんの?」
「昨日見たぞ。」
「あ?ああ、免許証のとこに書いてあったな」
「そういう事だ。」

成る程と頷いているとチンピラはじっとこちらを見つめている。
なんだか居心地が悪いので頭を掻きながら尋ねる。

「なんでじっと見てんの?」
「あ、いや早く着替えて来いよ。屯所見学と局長に会うんだろ?」
「んー…あ、そうだそうだ。忘れてたや」

いっけねと呟き、チンピラを客間に通した後着替えに部屋に戻った。








「そういえばあいつ…なんであんなに包帯ぐるぐる巻きなんだ?」

ぼそりと呟いた言葉は解答をもらえずただ吸い込まれるように消えていった。
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