夢小説〜黒バス(long)〜

□緑色の日常
1ページ/3ページ

健康第一。
早寝早起き朝ごはん。
あれこれ健康についての言い伝えがあるが私は本当にその通りだと思う。
健康ならばなんでもやりたい事ができる。
思い切りのびのびと。
それなのにこの男ときたら、

「健康?そんなものに努力するぐらいならおは朝占いのラッキーアイテムを探す事に精を出すのだよ」

などと言う。
わかっていない。何一つとして健康の素晴らしさをわかっていないじゃないか。
今日こそはこのくだらない堂々巡りを断ち切って健康の素晴らしさを教えてやろう。

「何をそんに息巻いているのだよ」
「良いですか?緑間」
「な、なんなのだよ美鳥」
「占いでは貴方の健康を維持できません。どれだけ験担ぎをしようと結局は健康に勝るものは何一つとしてないのです」
「それは違うのだよ。おは朝占いはいつも正確だ。」
「何故そんな事が言えるのです?」
「何故?決まっているだろう?おは朝占いのラッキーアイテムが無い時に限っていつも俺は危ない目にあう。これがどう言う事かわかるか?」
「わかりません。危ない目、というのは具体性に欠けますし、それを五体満足で潜り抜けてきたのはその健康な肉体あってこそ成し得たものでしょう?違いますか?」
「む…」

少し考える、と顎に手を当て緑間は考え始めた。
何もそこまで頑張っておは朝占いを持ち上げなくてもいいじゃないか。
私は不思議でならない。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ