夢小説〜黒バス(long)〜
□青い二人の変態さん
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なんでもないようないつも通りの日常。
いつも通りに授業をサボりに屋上に向かう。
あんなんやらなくたってなんとかなんのにな。
「よう」
「ん?」
後ろから声をかけられ、振り返れば大きな背の青い頭。
声の主は青峰だった。
「なんだ?空もサボりかぁ?」
「そーゆーお前はなんなん?」
「質問に質問で返すなよ。俺もサボりだっての」
青峰は頭を掻きながらイタズラっぽく笑った。
屋上の扉を開き、定位置に寝転がる。
ここはあたしの特等席。
寝転びながらふと思い出した。
こいつ…いっつも赤点ギリギリとか言われてなかったか?
サボってていいのか?
疑問に思ったので取り敢えず聞くことにした。
「なぁ青峰ぇ」
「んだよ?」
「お前、赤点ギリギリなんじゃねーの?サボってていいのか?」
「心配してくれてんのか?」
「まーなー」
「嘘くせ」
嘘である。
心配はしていないし興味もない。