夢小説〜short詰め合わせ〜
□聖夜に祈りを
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今日はクリスマス。
彼氏にプレゼントは悩んだ挙句結局決まらなかった。
そして、デートの日なんだけども…
「紫原!ディフェンスだけじゃなくてたまには動け!!」
「嫌だしー」
二人とも部活なのです……
監督に怒号を飛ばされてもなんのその。
敦は若干不機嫌のよう。
「椎名!すまないがこの資料のまとめを頼みたいんだが」
「はい」
「悪いな、クリスマスなのに」
「気にしないでください。監督は悪くないですから」
渡された紙束を持ち、机のある部室に入る。
椅子に座って思わずため息をついてしまった。
「んー。資料多いなあ。レシートだから部費計算かな」
これはしばらく終わらなそうです。