夢小説〜short詰め合わせ〜

□たとえ陽が昇らなくとも
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この曇天に覆われた空には陽が昇ることはない。
地獄とはそういう所だ。
死なない亡者と死ぬ鬼。
そんな中で一匹の鬼の命が途絶えた。
たかが鬼、されど鬼。
人よりは長く生き、神よりは短く生きる。
だからその鬼の死は極めて例外であった。
鬼にしては生まれついた時から短命だとわかっていた少女。
そんな少女は鬼燈籠に出会う。






〜たとえ陽が昇らなくとも〜
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