夢小説〜short詰め合わせ〜

□バスケットは…
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女子バスケット部に絡まれてから数ヶ月が経ったある日の部活中。

「おい奈鶴。」
「あん?なんだよ」

青峰に絡まれた。
部活中だっていうのに征ちゃんは囲碁とか将棋とかチェスとかの道場破りをしに行った。

ので暇を持て余してボケーっと自主練を見ていると青峰に絡まれた。

「バスケット嫌いなんだってな」
「誰から聞いたんだよ、それ」
「聞きたいか?」
「想像つくから別にいい。」

……。
暫くの沈黙。
少し気まずい雰囲気になったあと、青峰が口を開いた。

「なあ。」
「んーだよ?」
「バスケしようぜ。」
「ふざけんな。ぶっころ」
「なんでだよ。一球だけだからよ」
「他の奴ら誘えや、ガングロ」

イラっとした。
嫌いだって知ってんのに誘うとかありえねえ。

「てんめっ他の奴らがやる気ねえしどっか行ったから誘ってんだろうが!空気読めよ貧乳」
「んな?!俺だってなあ、俺だってさつきほどではねえがあるんだぞ!」
「いくつだよ、言ってみろ」
「し、C…」
「意外にあるんだな…。Bくらいかと」
「ぶっころ」
「悪かった。」

なぜぶっころというと青峰が謝るかというと、以前喧嘩をふっかけられた時に買いボコボコにしてやったからである。
ふ、ざまあ。
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