しょーとどりーむ

□閉ざして。
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怖かった。



先生も、友達も、家族もみんな、誰もが、敵だった。



ひとりぼっちで、頼れる人がいなくて。



でも、死にたいと思ったことはなかった。



普通、死にたい。って思うことが、あるはず。



でも、私の中には、それを阻止するだけのものがあった。





それは唯一の





心の支え





だったもの。




それがあったから。




唯一、敵にはならなかった。




大好きな、



「AKB48」



だけは。












親の金を、気づかれないくらい少しづつ、取って、ためていったお金で、CDを買って、ついている握手券で、推しメンの


「山内鈴蘭」

と握手する。



そこで、話していった。



今までの傷を、全部さらけ出すかのように。
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