long story parallel

□歌うたい2
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ジョンside


歌うかどうかというよりまず俺の店に来てみませんか、とさそわれて
今ミノと向かっている。



車に乗ってふと思ったけど、2人でどっか行くのとか初めてじゃねぇ?



や、店に行くだけだけど。べつに付き合ってるとかじゃねーからアレだけど。

何考えてんだオレ///

いたたまれなくなって
「でーとみてぇだな!」
って口走った。


あっ鼻で笑われた(しょんぼり)



ミノの顔を盗み見るとまだ笑ってて少しムッとしたけど

こいつ普段キリッとした顔してるのにわらうとちょー甘い顔になるんだよなぁ
横顔カッコイイよなぁ
顔ちいせえなぁ

ついつい見とれてしまった。


だからっオレなにしてんのっ!



こんなにも動揺してるのはミノのせいだかんな!





昨日ミノに歌って欲しいって言われてなんで知ってんだって問い詰めた。

最初は、いやまぁ帰ってきた時にたまに歌ってるの聞こえてたんです、とかなんとか言っていたけど
目が色々泳いでいたからもっと問い詰めたんだ。



オレの強引さに苦笑いしながら、ぽつりぽつりと初めてオレを見かけた時のことをを話してくれたんだけど


オレの歌声が頭から離れなかったっていうのが素直にうれしかった。



「だからもう一回貴方に会えたときは運命かと思ったんです。」
だから連れて帰っちゃって.....
ってうつむきながら弱々しい声で言われて


えっ?それはどういう事?
真っ白になってその時は茶化して誤魔化してしまった。



もぅ寝るぞ!って言ったものの背中にミノを意識したら全然寝付けなくて


あああああもう!



くるってミノの方に体を向けたら気持ちよさそうに寝るミノの顔が近くにあって

長いまつげも綺麗な唇も全てがオレの心臓をギューーッってさせるんだ。


気づいたらそのままミノにキスしちゃってて ......



ナニコレー!オレ乙女かよっ!!



ミノが悪いっ!オレをどきどきさせるだから!


とまぁ現在まで挙動不審というわけだ。



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