long story parallel
□にいづま 2
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にいづま2
早く帰ってこねぇかなぁ というつぶやきは 水を流す音に紛れてしまうほど小さいものだった。
あとはー帰ってきたら もうひと煮たちさせるだけ〜♪
元気良く大声で言ってみる。
しかしミノの顔がチラつけばチラつくほど 胸がチリっと痺れ、それだけで 先がぷっくらと主張してきてしまうのだ。
つくねのあのニュルっとした感触もまだ手に残っている。よく洗ったもののまだヌルヌルしてる気がする。
おまけにミノがしつこく攻めた感触も、身体が覚えてしまっている。
「なんか.....へんなきぶ..ん.....」
ひとだんらくついてるし....。とか
胸のドキドキをおさえるためだし...。とか
訳のわからない言い訳をしながら胸に手を当てる。
ぷっくらとした先端を服が擦るだけでも背中がぞわぞわ粟立つ。
(ふんぁ....っっ)
ー服の上からでも分かりますね、ひょん。ー
(ばっ!おめ、爪....ひっかけん....なって......)
ーえ?物足りない?ですか?ニコッー
ミノはいつもわき腹をかすめて服の中に手を入れてくるんだ。
そっと服の中に手を入れると
洗ったばかりの手は思った以上に冷たくて 思わず「んっ....っ」と声が出てしまった。