最後の問題だ



大切な暦が一部欠けて
残された月達は
盛大に弔うだろう

喪服の楽団奏でる旋律で霜月は
高く穏やかに運ばれていく

狭い個室 裏切りと誇りの
二択迫る

尋ねるならすべてを知っている
箱を目指すといい

箱の管理者は嘘吐きだ

目指すなら東がいい
しかし北も侮れないが
我々はどこにも俗さない

これをもちまして
おわりにいたします

全てが見えるだろう











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