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□仕事にも慣れてきた頃
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メイリンとフィニとバルドの大騒動も大分なれ人並みに仕事が出来るようになった花澄。



『ん〜...、終わったぁ』


花澄は厨房でお菓子作りをしていた


『さて!後片付けをしますか!』


花澄はお菓子作りで使った食器を洗い始めた


何故お菓子作りをしているかって?
そりゃぁ、頼まれたからですよ。
お菓子には目がない坊ちゃんですよ。



「こんなところで何をなさっているのですか?」


セバスチャンが疲れきった顔で歩いて来た


『お菓子作りです。坊ちゃんに頼まれたので作ってたんです!』 



花澄は嬉しそうに食器を洗っていた



「そうですか...」



セバスチャンはあることを思い付き花澄にしてもらおうと考えました

「花澄...、お願いがあるのですが、聞いていただけますか?」 


花澄は振り返り


『お願いですか?』


花澄は手を止め
セバスチャンのところへ向かった



それが悪魔の...いやセバスチャンのもくろみも知らずに... 
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