進撃の巨人夢小説:「はじめまして、お久し振り」

□irony
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「おはようございますリヴァイ兵長」
朝、リヴァイが自室のドアを開けて最初に見たのは鬱陶しい位柔らかな微笑みを浮かべているモネだった。
「ストーカーかてめえは」
リヴァイはチッとあからさまに舌打ちをして悪態をついた。
「そうは言いましてもこちらも仕事ですので。あ、今日は訓練の後に月に一度の調査兵団の会議が入っていますのでお忘れなく」

「おい待て、何故お前が俺の予定を把握している?」
あまりにもナチュラルにモネの口から流れ出るものだから、危うくああそうかとスルーしそうになった。 
「監視なので」
監視とはこういう物だっただろうかとリヴァイは考えてみるがどう考えても自分が知っている監視とは少し、いやだいぶ違っているようだ。迷惑な事に変わりは無いのだが。
これ以上何を言っても埒があかないと判断したリヴァイは朝食をとるため食堂へ向かった。
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