MAINーJOJOー

□ポールダンサーDIO☆
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俺はディオ。
とある夜の店で男性ポールダンサーとして活動している。ステージ名はDIO。


元々、他人から熱い視線を向けられる事も嫌いじゃないし
何より稼ぎがいい。
数時間で手っ取り早く稼ぐにはもってこいだ


…まぁ、よくいる
追っかけみたいな事をして来る奴らには手を焼かされるが…


それと、俺には恋人が
いるのだがそいつにはこの仕事を明かして無い


だから、毎回夜にあまり会えない言い訳を考えるのが面倒な位だ。
あとは別に大したことはない


まぁ…俺の
嘘でも真に受けてる
甘ったるくて馬鹿でまぬけなお人好しにバレるなんて無いと思うがな


ちなみにポールダンスとは、立てられた棒に絡まりながらいやらしくセクシーに踊ったりするショーだ。


ポールダンスは
服を着てると滑ってしまうために、女性のTバッグの様なパンツ一枚になる。


今日も欲望にまみれた男達の前で妖艶に笑い
持ち前の肉体を見せつける

いつもと変わらない
代わり映えのないステージ


「DIO様!!こちらにもその美しいおみ足を見せて下さいませ!」


「DIO様ー!!」


最後に客席に向かって
去り際に投げキッスを送る歓声の中今日のステージも終わった


「今日はやたら中年が多かったな…汚ならしい…」


着替えをさっさと済ませ、軽くシャワーを浴びてから店を出る。


と、そこに人影が、あった。

またか…追っかけか
出待ち客…全く…面倒だ


ため息をついてそいつの横を通りすぎるため歩みを進める。


近付くうちにその人影が
次第にはっきりと見えてくる。

そいつは…今一番会いたくない男だった


「……ジョジョ…」


「ディオ…君、こんな所で何してるんだい…?」


俺の恋人、ジョナサン・ジョースターだった。
ネオン街特有の電飾の付いた壁に寄りかかり感情の読めない瞳で俺を見下ろす


「ジョジョォ…君こそこんな所に来るなんて珍しいじゃないか…女でも買いに来たのか?」


茶化すようにそう言うと
ジョジョの眉がピクリと動いた


「君こそ…知らなかったよ。僕に隠れてあんなことしてたんだね?僕だって何度も何度も同じ嘘に引っ掛かる程馬鹿じゃない」


ジョジョは懐から何かを取り出し俺に見せた


それは、店で売ってある俺のブロマイドだった。


しかも俺が布地の少い下着一枚でM字開脚をして自分の指をいやらしく舐めて挑発してる感じの……一気に体温がさっと下がった気がした


「へぇ…DIOって名前でやってたんだ…僕がいるのにも関わらず…こんな写真バラ撒いて…いろんな人に足開いてたんだ…へぇ……」


「黙れ!別に客と寝たりはしてない!それに一番手っ取り早くて高い金が入るんだ……俺がどんな仕事をして様が…お前には関係ないだろ!」


吐き捨てる様にそう言ってジョジョを睨み付ける


「…ディオ…僕はさ…君の事を考えてずっと優しく…お姫様でも扱う様に君に接してきたつもりだけど……そんな生ぬるい感じじゃ、君は満足出来なかったんだよね…?ならさ…もう優しくしなくてもいいよね…?」


「は…?ジョ…ジョ…?」

淡々と無表情で言葉を紡いでいくジョジョは俺の知っている甘ったるくて優しい馬鹿でまぬけなお人好しじゃなかった。


「君が満足出来る様なやり方できっちりお仕置きしてあげるから…ね?」


にっこりと雄くささを滲ませた様な…初めて見るジョジョの顔にどくんと心臓が脈打った。


そのまま強引に手を引かれジョジョに連れられてラブホまで連れてかれてしまった。


振り払おうとしてもぎりぎりと痛い位に手を握ってきて…只今ラブホの個室で唇を貪られている


「んむッ……っ……ふ…ぁ…」


お仕置きの事何て頭になくなる位の濃厚なキスにくらくらする
ぎゅっとしがみつけば、ふと思い出した様にジョジョは俺から唇を離した。


「君をとろっとろに溶かして僕以外のが見えなくなる…って位にしてもいいんだけど…やっぱり君にはお仕置きが必要だよね」


「…お仕置き……」


「もう一度ポールダンスしてよ。僕をポールに見立てて…」


「は??」


「出来るよね?ここには衣装もあるし…ほら早くしてよ」


「…分…かった」


認めたく無いが…いつもとは違う強引なジョジョに少なからず興奮していた


着替えている間も体にねっとりと絡み付くような視線に顔が熱くなる


「見るなよ…ジョジョ…」

「嫌だ。僕に全部見せてよ…?」


着替えて、ポールダンスの振り付けを開始する。


まずはジョジョの周りをくるりと回り、身体を擦り付ける。


そして頃合いを見計らい服を脱いで。Tバックみたいな格好になる。


一旦離れ、M字開脚をする。後ろからシュルシュルと衣擦れの音が聞こえてきて振り向くとジョジョが脱いでいた。


思わず固まる俺にジョジョは早くしろと舌打ちをする

ジョジョの逞しい胸筋に手を這わせ体を擦りつける


俺のモノはもう固く勃起していて、Tバックからぷるりと俺のモノがきつそうに顔を覗かせて涙を流していた


「…ん…はぁ…ぁ…。」


ジョジョに固くなった自身をぎゅっと押し付け体のラインを撫でる。


「まだ何もしてないのに勃ってる…やらしいね」


「そういうお前のだって…もうギンギンじゃないか…ぁ…っ…」


もうたまらなくなってきてジョジョの首に手を回す


「ジョジョォ…もう嫌だ…さっさと抱けよ…?」


懇願するような瞳で見つめる


「駄目。そうだね…もっといやらしく僕を誘って見せてよ。出来るでしょ?あんな格好で写真撮ってる位だもんね?」


「………」


こくりと頷きベッドに向かいM字開脚をする。
もう正常な思考なんてどこかへ飛んでいた。
サイドテーブルにあった適当なバイブを取り、バイブをジョジョのモノに見立てて舌を出しぺろりと舐める。


それをくわえてフェラをするように丹念に舐める


その間もジョジョは俺の方を熱っぽい視線でじっと見ていた


バイブがしっとりと濡れてきたから、下着を脱ぎ捨て後孔に指を這わせる
つぷりと一本指を入れてゆっくり掻き回す


「あっ…っ…ん…ふぅッ…」

徐々に指を増やして中を
指で広げて見せつける


「ジョジョ…もう…欲しい…!指じゃなくてお前の太いので突いて…!」


もう欲しくて欲しくてたまらない、腰が揺れてしまう

「ディオ、後ろが寂しいならバイブがあるだろ。君の手元に…僕じゃなくていいんでしょ?ならそれでやればいいじゃないか」


「っ…!!」


「ほら、君はそれで満足なんでしょ?」


冷たい、感情の読めない、俺に興味も無さげな瞳で
面倒くさそうにジョジョが呟く


まさか本当に愛想尽かされた…!?
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ…!!


ぽろりと生理的じゃない方の涙が落ちる
泣くつもりなんて無かったのに涙が溢れて止まらない

「……っ…!!悪かった…!悪かったからっ…お願いだから嫌いになるな…!ジョジョォッ!」


ぐしぐしと目元を擦ってもどんどん涙が出てくる


すると、ぎゅっとジョジョに抱きしめらた。背中をゆっくり撫でられる


「ごめん…ごめんねディオ…こんなに泣かせてしまって…少し…やり過ぎた…」

「ふぇ…?ジョ…ジョ?」

「でもね…君があのお店で働く事には賛成出来ない…だからって君をこんなに泣かせてしまうなんて…ごめん…」


「こんな俺に愛想尽かしたりしてないか…?これからも…好きでいてくれるか…?」


「勿論。君が好きで愛してるからこそ君の裸とかを他の人に見せたく無かったんだ…」


「…………」


「…………」


「…………辞める」


「ディオ…!」


「職を探す…ちゃんとした所で…その間お前の所に泊まるが文句は無いよな」


「…!!もちろんさ!」


「ジョジョォ…」


ぎゅっと抱きついて
上目遣いで見つめる


「まだ…さっきので…体熱い…抱いてくれよ…」


「!!ごめん…今度こそ優しくするから…」




ジョジョは俺を正常位でちゃんと抱きたいとか言ってたが

俺は騎乗位で抱かれたかったから自ら上に乗った



「ここ。わかる?少しずついくから…」


ぴとりと熱いジョジョのモノが後孔に当てられる
それだけで感じてしまい体がびくりと跳ねる


「んぅっ!」


「ひくひくしてる…物欲しそうだね」


「…ぅ、あっ…。」


「ほら、入ってく…。」


ずぶずぶとジョジョが俺の中に入ってく
ゆっくりだが凄く気持ちいい


「ぁ、やぁっ…んっ!ジョジョ…!!」


「は…ぁ…っ…大丈夫かい?」


「ん…早く…奥まで来いよ」


がくがくと体を揺さぶられながら突き上げられる


「ん、ふ、ぅっ!ん。」


「可愛い…可愛いよ…ディオ…」


うっとりとした顔で
ゆっくりと頬を撫でられる
体が焼ける様に熱い


「あんっ…や…だめ…だ…っ!おかしくなる…ひっ!よすぎて…!ジョジョォっ!」


「愛してるよ…ディオ…」

「…ぁあっ!?んぁっ…っ、ひぁっ…!」


「ふふっ…愛してるって言ったら凄く締まった…可愛い…」


イイ所をぐりぐりと突かれて身体がびくびくと跳ねる。


「あっ…や…もう…イクぅっ!」


「一緒にイこ?」


「ふぁあ、っぁああああッ!!!!」


「っ…く…!」


びゅるりと飛び出た白濁が自身の腹を汚す


中にジョジョの精液が
注ぎ込まれてるのが分かる

繋がったまま胸元にくたりと倒れこむ


「ジョジョ……すき…」


「!ディオ…!」


ぎゅうっとジョジョに抱きしめられキスを落とされる

温かいジョジョの体温に落ち着きそのまま俺は意識を手放した



意識の無くなる瞬間
ジョジョが愛してると呟いていた


目が覚めて気が向いていたら俺も言ってやろうか


あの間抜け面がだらしなく歪む様が楽しみだ





end

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