MAINーJOJOー
□kissme!
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「貴様、ヤることはヤるくせにこの私にキスをしないのは何故だ?」
「して欲しかったのか?」
そう不満げに言うと心底怪訝な顔で見つめられた
「貴様が遠慮してるんじゃないかと思ってな。ほら、許可してやるから早くキスしろ」
「……今は必要ない」
「WRYYYッ!?」
なんだなんだ!
ここは喜びのあまり押し倒しながら私に熱烈なキスをする場面だろうッ!
じとーっとカーズを見つめるが気にしてない風で黙々と本を読んでいる
「むぅ……馬鹿」
「さっきからぐちぐちと…何なんだお前は」
「貴様がこの私をぞんざいに扱うのが悪い」
そう呟くと
ぐいっと頭を引き寄せられ口付けられた。舌で口内をかき回され吸われ…頭がぼぅっとしてくる
「ぅ…ッむ……ふぁッ…」
飲み込みきれなかったどちらのものか分からない唾液が口の端をつうっと流れる
「ぷは…ッ!もう…むり…」
「フン…これで満足か…?」
「まだだ…もう少し…キスしろ」
「我が儘な奴め」
そう言いながらも
いつもよりほんの少し優しげな顔のカーズにぎゅっと抱きついた。
「フン…お前もいつもそんな風に素直なら多少は可愛げも出るのに…」
「うるさい黙れ」
「それはこっちの台詞だ馬鹿め」
カーズはそう吐き捨て再び私の唇に吸い付いた
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