MAINーJOJOー

□我が家の我が儘女王様
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「ディオ,僕明日から出張で一週間位こっちに戻ってこれないんだ」


「…そうか」


「それだけ!?何かもっと行くなよ馬鹿!…みたいなの無いの?」


「言った所でどうしようも無いだろう」


「まぁ…そうなんだけどさ」


僕だって出張でディオを
置いて一週間も家を空けるのは良くないとは思うけど

行かなきゃないし…


でも,少し位は
寂しがってくれても
いいんじゃないかな…



「フン,このディオが一週間程度で寂しくなる筈無いだろう馬鹿め!むしろ静かでせいせいする」


「相変わらずディオは手厳しいね…」


「いいからさっさと明日の支度をしたらどうだ?」


「分かったよ,準備するから…でも少しだけ,いいかい?」



僕は椅子の上で
ふんぞり返ってるディオの
後ろに周り抱きしめた



「何のつもりだ馬鹿」


「ん…ディオを充電してる…じゃないと僕,君不足で倒れちゃうよ」


「仕方ない,少しだけ…だからな」

「うん,」


互いに密着しているから
心音と呼吸音だけが
静寂の中はっきり聞こえる

ディオの耳が
少し赤くなってたから
耳たぶを甘噛みすると
ビクリと体を強張らせた



「おいジョジョ…ッ!」


文句を言う口を唇で塞ぐ
べろりと舌をディオの口内で掻き回すと途端に大人しくなった



「ねぇ,シてもいいかな」


顔を覗きこんで
尋ねてみるとプイッと顔を
背けて,好きにしろ…とだけ呟いた


あぁもう…可愛い!


ディオをお姫様抱っこして
寝室まで運ぶ



運ばれてる間は
恥ずかしいのかディオは
ずっと僕の胸に顔を埋めていた


ベッドにそっと降ろす


「ジョジョォ…この俺を一週間も放置するんだ,せいぜい奉仕しろよな」


ニヤリと挑発的に笑いながら僕にキスをする


「フフ…僕が頑張っちゃったら君は明日立てなくなってしまうよ?」


「フン,構わん抱け」


…なんて男らしい…!


ディオの挑発的な瞳に
愛しさを感じながら
ゆっくりとディオを押し倒した





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