闇黒詩篇(過去ログ)
□闇中美花
1ページ/2ページ
冥府へと誘う美しき真紅の花弁は
一枚一枚地に落ちて
最後の一枚が落ちた時
永い永い闇の中
深く冷たい死への道を歩んだその先に
凛と咲く真紅の花
そして最期を迎えるそのときに凛と輝いて散ってゆく
人も花も同じこと
所詮は死に(ちり)逝く宿命(さだめ)なのだから
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ