dream■short_T
□お見合いパーティー【硬派編其ノ弐】
1ページ/4ページ
開始2時間、クリスマスムードの夜景スポットでフリータイム。
名無しさん「夜景、綺麗ですね!」
ス「たまにゃ悪くねェな。」
ゾ「俺ァ人工的なモンにゃ興味無ぇ…、
空見てみろよ。
星のほうが見応えあるぜ。」
ホ「ふむ…、
この星の出方から占うと、明日の降水確率は0%だ。
悪くはない。」
(…それは占いではないのでは…)
名無しさん「占いとか何気に女子ウケ抜群、合コン向け能力ですよね!」
ホ「…。」
(しまった、怒らせたかな…)
名無しさん「あ、あの、失礼なことを言いました、…すみません。」
ホ「いや…、
それも悪くはない。」
(えっ、隠れM?!)
ゾ「ケッ!
くだらねぇぜ。
運命は自分の力で掴むモンだろ。」
ホ「お前の名無しさんの取得確率は0%だ。」
ゾ「煩ェ!
自分の力で掴むつってんだろ。」
ホ「ちなみにお前も0%だ。」
ス「…何だと?」
ホ「名無しさんと相性が良いのは、長髪の男と出ている。」
ス「クソッ!
こっから伸ばすとなりゃだいぶ時間かかるな…。」
(スモーカーさん占い信じてる…?!)
ゾ「適当なことばっか言ってっと終いにゃ斬るぞテメェ。」
ホ「ふうむ…、
やめておいて貰おうか。」
(何か迷った?!
むしろドM?!)
ゾ「テメェもよ、肺活量落ちっから俺の近くで煙草吸うんじゃねぇよ!」
ス「あ?
フン、その程度で弱まる程度の鍛え方か、まだまだだな。」
ホ「今日の恋愛アンラッキーアイテムは煙草と出ている。」
ス「…。」
(す、捨てた…!
信じてる、この人占い信じてるよ…!)
ゾ「つーかよ、何か知らねェがクリスマスプレゼントとやらがあんだろ?
そろそろじゃねぇのか?」
ホ「そうだな。
名無しさん、これを受け取ってくれ。
お前に幸運を齎す。」
ス「…女が喜ぶモンなんかわからんが、名無しさんに選んだ。
受け取れ。」
ゾ「名無しさん、俺ァ物じゃねぇんだ。
ちと一緒に来てくれ。」
誰のプレゼントを貰う?
ゾロ→p.2
スモーカー→p.3
ホーキンス→p.4