☆ARS☆
□Stick to fun!
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椎梛「お父さーん?一体何してくれてんのかなぁ(^言^)」
父「お前の為…」
椎梛「(▼言▼)」
これぞ正しく無言の圧力…
敵には回したくないな…
椎梛『変な事を考えんな』
おぉ…今、虫酸が全身を駆け巡ったよ。
人の心も読めるんだ…
椎梛『言っとくけど、心は読んでねぇから。そーゆー雰囲気を全身から醸し出してっから注意した』
戦闘する訳ではないのにスイッチ入ってる椎梛は始めてみた。
冷静さが恐ろしさを2割増しにしてる。
──まるで青い炎の様。
静かで見た感じでは熱そうではないのに、内ではメラメラと熱く燃え上がっている。
怖い…いや、最早怖いというレベルの話じゃなくなってきている。
言葉では表す事の出来ない程の、それこそ雰囲気を醸し出している様に思えて仕方無い。
………抑々、何故俺はこの場に居るんだ?
コレは椎梛と椎梛のお父さん間の問題じゃないの?
椎梛「和也は是が非でも俺の彼氏だから覚えとけよ」
父「はい」
椎梛「それと、以後絶対こんな事すんなよ?一遍でもしてみろ。どーなる事か…分かったな」
父「はい」
終わった…?
椎梛「んじゃ、当分ここに帰るつもりねぇから」
父「そんな…!」
椎梛はお父さんの言い訳など聞こうともせずに俺の手を引き部屋を出た。
和「怖い…」
椎梛「はぁ?( `д´)」
和「いや、何でもないです…」
どーすりゃいいんですか?
…あ、この手があった!
和「ねぇ椎梛」
椎梛「んだよ」
恐れ戦く声にはもう少し気付かない振り。
和「お菓子食べない?」
椎梛「食べるー(*^▽^)/♪」
ちょっと感情の起伏が激し過ぎる…(-_-;)
扱い方が分かっているだけまだましかな。
和「じゃあ買いに行こっか?」