☆ARS☆
□伝わる想い
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グラスにさくらんぼを盛り付けてる時に椎梛がやって来た。
椎梛「いらっしゃいませ」
安「あら、…可愛い子」
椎梛「///」
雅「…」
潤「口説いちゃダメですよ?(笑)僕の、ですから」
安「大丈夫よ。確かにこの子は可愛いけど、私にソッチの趣味は無いから安心して(笑)
へぇ、そうなの。彼女さん」
椎梛「/////」
安「あ〜あ〜(笑)」
潤「あまり苛めないで下さいよ(笑)」
安「だって可愛いんですもの。苛めたくもなるわ(笑)」
潤「ダメですって(笑)はい、お待たせ致しました“さくらんぼティー”です」
話を逸らして椎梛を引き寄せる。
安「美味しいわ」
潤「ありがとうございます。因みにこのさくらんぼティー、二人のアイディアなんです」
安「二人の…成程ね。だからこんなに美味しいのね」
一口、また一口と飲んで、蔕付きのさくらんぼを持ち上げて俺達に見せた。
安「さくらんぼはどちらのアイディア?」
椎梛「私、です」
安「ふーん…(笑)」
含んだ言い方をされて何だか無性に恥ずかしくなった。
潤「と、ところで、こちらの新作“さくらんぼティー”は広めていただけますか?」
安「えぇ、勿論。二人の愛の結晶だと広めておくわ」
椎梛「えっ!?/////」
潤「ちょっと!///」
安「冗談よ(笑)」
遊ばれてる…
安「じゃあ、また来るわ」
潤「ありがとうございましたー」
椎梛「ありがとうございました///」
ふぅ…
いつもからかう側だから、からかわれるのって慣れてない。
だからかな?
凄く疲れた気がする。
潤「あれ?雅紀は?」
椎梛「…あ。あそこに」
[柱] ∀ ̄)←雅紀
潤「…お前、何だ?その目は」
雅「別にー?(ニヤニヤ」
潤「気持ち悪ぃよ」
雅「お気になさらず〜(ニヤニヤ」
潤「(気にするわ)」←でも訊けない
雅「(照れる潤…)」←優越感に浸ってる