☆ARS☆

□伝わる想い
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雅「あぁ!あそこら辺!?俺もその近くに住んでんの!」

椎梛「えっ?って事は名物おじさん知ってます?」

雅「知ってる!あの人でしょ!?買った商品を絶対にポケットに入れる人!」

椎梛「そう!!」


あ〜あ、何か盛り上がってるし。


椎梛「昨日はネギを入れてました!」



ネギ?

刀的な感じでブッ挿してんのか?



雅「この前は卵入れてた(笑)」



卵?

ポケットの中、大惨事だろ。



椎梛「もし動物を購入したら…入れるんですかねぇ(汗)」

雅「…可哀想(泣)」←想像した

椎梛「…狭い(泣)」←同じく想像した


感受性豊か過ぎやしないか?

本当に泣いてるよ。



潤「気が合うのは分かったから、そろそろ椎梛返して?ここ、店だし」

椎梛「可哀想だと思わない!?」

潤「へっ!?あぁ、いや、うん、まあ、可哀想だと思「動物はポケットに入れるもんじゃないよぉ〜(泣)」

潤「ちょっと!二人共!(汗)お客さん来たら変な目で見「うわぁ〜ん(号泣)」


…人の話を聞けよ。


潤「お前、もう帰れ。第一、何しに来た?」

雅「そうだった!ここんとこ毎日閉まってて『本日から再開!』ってチラシ見たから飛んで来たんだよ!」

潤「要は心配した、と」

雅「そう!」


いつの間にか涙止んでるし。

でも、椎梛はまだ泣いてる。


雅「病気とかで休んでたんじゃないよね!?元気だよね!?大丈夫だよね!?」

潤「う、うん(苦笑)」



チラシに「リニューアル」って書いた筈なんだけど…


細かい(かなり大きく書いたけど)所は見る様な人じゃなかったな、この人。



潤「椎梛?大丈夫?」

椎梛「うん…」

潤「泣いてたら接客出来ないよ?」

椎梛「うぅ…(泣)」

潤「あ〜(汗)」←あわあわ


椎梛は接客が出来ない事に泣き出した。


雅「俺も手伝うから(汗)」

椎梛「うぅぅ…(泣)」


今度は迷惑を掛けてる事に泣き出した。


雅&潤「ちょ…(汗)」←二人仲良くあわあわ
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