☆ARS☆

□最後まで
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椎梛「危なッ!」


確かにちょっと不安定(笑)


でも、こうして居たい。


だってほら、もうこんなに体が冷えちゃってるじゃん。


風邪は引いて欲しくない。


辛そうな椎梛は見たくないし、俺まで辛くなるし、仕事だから付きっ切りで看病出来ないし。


だから、俺の体温を有るか無しか程だけど分けてあげる。



潤「ごめんな?」

椎梛「ううん、私の方こそごめんね?」

潤「まぁ、そうだね。最後まできちんと話を聞こうとしない椎梛が悪い」

椎梛「もう!」

潤「冗談だって(笑)」


悪いのは半々くらいでしょ。


椎梛「潤君嫌い!」

潤「……じゃあこのまま本当に永遠にバイバイする?」

椎梛「………ヤダ」

潤「でしょ?(笑)」


分かっていて訊いたから。



潤「寂しかったんでしょ?」

椎梛「うん」

潤「悲しかったんでしょ?」

椎梛「うん」

潤「苦しかったんでしょ?」

椎梛「うん」

潤「椎梛は俺の事……嫌いなんて思わないでしょ?」

椎梛「…うん///」

潤「俺も椎梛の事を嫌いになったりしないから」

椎梛「知ってる///」

潤「じゃあ椎梛、俺の所に戻って来てくれるよね?」

椎梛「うん」


愛を確認する様に俺達はキスをした。
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