☆ARS☆

□最後まで
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潤「違うんだって!」

椎梛「違う訳ないでしょ!?」

潤「だから違うんだって!」

椎梛「潤が言ったんだから違う訳ないじゃないのよ!」


只今、喧嘩勃発中。


潤「だから!そーゆー意味で言ったんじゃねぇんだって!」

椎梛「だったら潤はどーゆー意味で言ったのよ!?」

潤「最後まで俺の話を聞け!」

椎梛「じゃあ話してよ!」

潤「あー!もう!何なんだよ!」

椎梛「もういい!潤なんかもう知らない!」

潤「あぁ!そーかよ!じゃあお前の勝手にしろよ!」

椎梛「言われなくても勝手にしますよーだ!では、さようなら!」


彼女は俺の家を飛び出した。



潤「はぁーあ!!」



何でこうなるかなぁ…


俺ってこんなに不器用な人間だったか?


潤「はぁ…」


つーか、あの細い腕でよくあんなドアの音出せたね。



・・・。



潤「マジどーすっかなぁ…」



でも大体の行き先は分かってる。


と言うか、あそこしかない。



…行くのか?

俺が?

俺が行くのか?


いやいや、俺何も悪くねぇし。


何もしてねぇし。


アイツが…



・・・。










潤「行くか…」
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