それは、まるで麻薬のよう

□月が綺麗ですね
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「サンジー、腹減ったー!」
「もうちょっとだから、待ってろ!」

「サンジ!見ろ!こんなデケェ魚釣れたぞ!」
「へぇ、腕が鳴るなぁ」

「サンジ、」

「サンジ!」

「サンジ?」




腹減っただとか、食いもんの話してるときは全くないが
それ以外の時に、サンジに話しかけるとゾロがサンジに話しかけている。

別に、いいんだけど…


その度に、サンジは俺じゃなくてゾロを見る。
なんか、それ見ると胸がすげぇ苦しいんだ。


「サンジ、」
「グルマユ!酒くれ」
「んだと!?こないだやったろ!
もう、無くなったのかよ!?」



ほら、こんなのがしょっちゅうだ




胸が痛くなるのを感じる。
そして、自覚する。



あぁ、オレはサンジが好きなんだ
勿論恋愛感情で…








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