それは、まるで麻薬のよう
□music group
1ページ/5ページ
その日、麦わらの一味はいつものように食事をしていた。
「…あっ!おい、こらルフィ!!
俺の飯取ったろ!」
「んナミすゎ〜ん、ロビンちゅゎ〜ん。お茶です!」
「ありがとう、サンジくん」
「ふふ、ありがとう」
「あ…、」
そんなとき、ルフィが声をあげる。
「どうした、ルフィ?」
ゾロが声をかけるが、ルフィは反応を示さない。
「わりぃ、サンジ。飯もういらねぇわ。ごちそうさま」
「「「「ルフィが飯を残すだと!!!!?」」」」
「ど、ど、どうしたルフィ!!!?」「腹でも痛いのか!?」「変な物でも食ったか!?」「おい、こらクソマリモ!どういう意味だ!」「明日は雨かしら!!」「ルフィさん、大丈夫ですか!?」
ルフィの一言に、皆声を揃えて叫んだ後、一斉に聞く。
が、ルフィは落ち着いて言葉を返す。
「いや、大丈夫だ。」
ルフィは、食堂を出て行った。
そのとき、海軍の軍艦がサニー号に近づいてきた。