long
□tell me why?3
1ページ/5ページ
敦子said
ゆっくり唇を離すと、そこには潤んだ瞳のみなみがいた。
そんな瞳見たことなくて…
でもどうしようもない愛しさが溢れた。
敦子「…昨日の事、覚えてる?」
みなみ「何となくは…」
敦子「傷は痛む?」
みなみ「……」
敦子「…ばーか」
みなみ「……ごめん。」
敦子「何に対しての?」
みなみ「その…昨日迷惑かけちゃって…ごめん。」
敦子「別に迷惑じゃないけど?」
みなみ「………」
敦子「…はぁ…。ちょっと出てくる。」
私とみなみの包帯を解いて、着替えて家を後にする。
気分転換じゃなくて…バカの傷薬買いにコンビニに行く。
コンビニで傷薬と朝ごはんを買って部屋に戻ると、みなみはソファーに座ってた。