現実逃避
□決意
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みなみsaid
いつもの楽屋。
みんなしゃべったり、振りを確認したり、寝たり。
いろんな事をしている。
私はさっきからメンバーに呼ばれたり、スタッフさんと打ち合わせしたりして昼食すらまともにとれない。
「あー、やっと一息つけるわー…。」
あとは本番のみで。
時間もまだたくさんある。
さっきの食べかけのお弁当を食べてると…
敦子「んー…たかみなー…」
今にも寝そうなあっちゃんの登場。
高橋「寝て無かったの?」
隣に座ったあっちゃんの頭を撫でる。
敦子「…だってー…たかみな待ってたんだもん。たかみなが居ないと寝た気になんない…」
聞いたか諸君?
コレぞまさにデレあつや‼
しばらくすると熟睡モードに入ったみたい。
寄りかかったまんまじゃ可哀想だから膝枕してあげた。
そして顔を私の方に向ければ…
世界中でただ一人私だけが知ってる無防備で、愛しい寝顔。
敦子が笑ってくれるなら
そのためならなんだって出来るよ。
だって
敦子はかけがえのない人で…
私の宝物だから。