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□tell me why2
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敦子said

家に帰るとママにびっくりされたけど、理由を話すと分かってくれたみたいで。

のんびりリビングでくつろいで居たら、みなみが迎えに来てくれた。

みなみと手を繋いで今日の晩ご飯について話す。

高橋「いやー今日生理痛で食欲なくてさー。あっちゃんのをちょっと貰うだけで良いや。」

…やっぱり。
そんな言い訳すると思った。

敦子「えー。まぁ仕方ないかぁ。
みなみも意外に女の子だったんだね⁈」

高橋「ちょぃちょいー!女だっつーの‼」

今はみなみの言う事信じてあげる。

今だけ、ね?



特に食べたい物が決まらなかったからコンビニで適当に買って家に着いた。

敦子「ただいまー!」

高橋「お邪魔しますだろ笑」

敦子「なんだよー!不満なのかよー?」

高橋「そんなことないよ笑」


コンビニの袋から食後のトマトゼリーと飲み物を出して冷蔵庫にしまおうとキッチンへ。

敦子「……え?」


冷蔵庫の中は空っぽだった。

高橋「あー。さっき掃除した時に飲み物確認したら、期限切れ多くて捨てたんだよ。」

敦子「そーなんだ。」


じゃぁ、何で庫内が冷えてないの?…電源いれてなかったんでしょ?
いつから?いつから入って無かったの?


高橋「敦子ー?」

敦子「あ、今いく!」

まだ、まだその時じゃない。



リビングに行ってテーブルにお弁当、サラダ、惣菜、味噌汁を出して。みなみはコーラだけ。

敦高『いただきまーす。』

昔の話をしながらご飯を食べる。

敦子「はい、みなみ?あーん。」

高橋「いやいやいやいや!ハズいわ!」

敦子「何でだよー。別に2人しか居ないんだからいいでしょ?ほら!あーん。」

高橋「ホント今腹減ってねーから苦笑」

敦子「…チッ。」

高橋「舌打ちすんなよ笑」

結局みなみは一口も食べず。
大好きなコーラも半分も飲んで無かった。
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