君は誰のもの?

□君は誰のもの?
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私達は火神君の部屋に向かった。真ちゃんは外で待っていると言ってテツヤ君と一緒に部屋に入った。

アナタ「…ほんとに広い一人部屋だったんだ。漫画と一緒だ…」

黒「何か言いました?」

アナタ「いいえ!それにしてもここを一人で使っていいんですか?」

黒「はい。しばらくは大丈夫です。白川さんの記憶が戻るまで僕達が協力しますから、何かあったら連絡下さいね。では、」

私は連絡先をもらいテツヤ君と真ちゃんと別れた。

明日も会えるのかな?不安だけど楽しいかも!

旅行気分でいる私はこの広い部屋を見渡しぎこちなく腰を下ろした。

しばらくはこの世界でうまくやっていかなきゃいけないし…
元に戻るには手がかりが少なすぎるよね…
今手元にあるのは、この世界にくる前に使っていた携帯だけ。
中身は消えてないみたいだけど連絡はとれないみたい…

そんなことをブツブツいってる内に私は寝てしまっていた。
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