黒バスlong

□bitter
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「おっはよー優里」

「あ、花…」

朝一に声をかけてきたのは親友の上杉花である。

「…入学式、だね…」


「ん…」


「今年は、泣かないで…」

「分かってるよ」



花も多分分かってる。



私が心では酷く

泣いていることを…。





ー第一話endー
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