黒バスlong

□bitter
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入学式が終わり、自由時間となった。

帰るも良し、部活見学をしても良いし、学校探索も良い。

私は帰ってもやることがないから一人で学校探索をする事にした。



廊下を歩いていると二、三年だろうか。

かなり個性的な髪色の二人が向こうから歩いてくる。


…赤と緑。


じっと見ていることがばれたのか向こうもこっちを見てきた。

先輩だろうからぺこりと会釈する。

すると赤髪の方がすれ違い様に声をかけてきた。


「会釈しなくていいよ、俺達も一年だから」

ふーん…って、えっ!?


でかくね!?


「あ、そうなんだ…」

「緑間はでかいよな」


なんと心の中を読んできた。


「…よく言われるのだよ」

…だよ?

どこの「弁」なのだよ。


「えっと…緑間、君?私は北村優里です。よろしくね」

「…あぁ」


「ちなみに俺は赤司な。よろしく」

「よろしくー」


それから三人で他愛も無い話をした後、私はまた学校探索を続けた。


ー第二話endー
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