A desert wind

□お泊まり会にて
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露天風呂を満喫し、食事も終えた一行は部屋に戻ってきていた。


「ん〜、お風呂気持ち良かったねっ」


「うん!!ご飯も美味しかったし後は…」













「「皆でゲームしなきゃね!!」」


「「は?」」


ミレナ達の息の合った問いにリオン達も息の合った答えを返した。


「は? じゃなくてさぁこう皆で集まれる事ってそうそうないんだから楽しまなきゃ勿体無いじゃない?」


そう言うミレイにレオが質問をした。


「ゲームったって沢山あんだろ?何するんだ?」


「んー…と……枕投げは?」


「「却下、俺らが投げたら間違いなく壁に穴が空く」」


ミレイが答えた瞬間、リオンとレオが同時に同じ事を言うのを聞いてミレナ達が若干引くのはまた別のお話……。


「あ、じゃあトランプは?あたし持ってるからさ」


「…トランプか、それなら心理戦だし別にいいぞ。なぁレオ?」


「そうだな。…絶対負けないからな?」


「ふ…そんな事言ってられんのも今だけだぜ?」


「ちょっとー、2人だけで盛り上がってないで私達も入れてよ」


「あぁ…すまんな」


リオンとレオが闘志を燃やしている間にトランプをとりにいっていたミレナ達が帰ってきた。


「よし!!それじゃあババヌキでいいよね?」


「あぁ」

「おぉ」

「うん!!」


全員の返事を聞いたミレナがトランプを配り始めた。







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