A desert wind

□俺がミレナ
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「来たなリオン ミレナ」


とりあえず何時ものようにリオン ミレナ レオの順で並ぶのだが、


「んっ リオン どうしてミレナが何時も立つ場所にいるんだ


とヘルゴンザに指摘されてしまい、冷や汗をかいている。


「それは……その……」

「気分よねリオン

「あぁ そうだ


もしこの時にミレナ(リオン)のフォローがなかったら大変な事になっただろう。


「まぁいい 今日の任務はリオンをメインとした任務だ 良いな

「えっ

「はっ


とんでもない任務を与えられ、それぞれ演じる事なく驚いてしまった。


「どうしたんだ


ヘルゴンザも不思議に思い心配する。


「えっ いや 何でもない

「はっ 早く準備するぞリオン


2人はおどおどしながら、そそくさと部屋を出ていった。


「アイツら何かあったのかレオ」

「さぁ


部屋に残っているヘルゴンザとレオは、分かるはずもなく、ただ不思議そうにリオンとミレナを見ていた。


一方


「どうするんだよ、このままだと厄介な事になるぞ

「あたしに言われても…とにかく治るまで頑張ろう


この状況においても笑顔で振る舞うミレナを見ては流石になにも言えなくなってしまい、


「悪かった すまん」


今までミレナに当たっていた自分を恥ずかしく感じ、素直に謝った。


「いいのよ とにかく行こう

「あぁ できる限り援護するからな


その後、レオも来たので出発する事にした。



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