A desert wind
□俺がミレナ
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しばらくバイクを走らせ目的地に到着した3人はひとまず作戦会議をする事にした。
因みに目的地にたどり着くまでミレナ(リオン)が運転してたので、また不思議に思われていたが何とかはぐらかした。
「とにかく 今回はリオンを中心とした任務だ ミレナも協力してくれよ」
「あっうん 分かったわ」
「宜しくなレオ ミレナ」
「よし 行くか」
「おっおう 行くよミレナ」
「うん」
−−−−−−−−−−−
「準備出来たか」
『何時でもいいぜ』
『こっちもOKよ』
それぞれ所定の位置に着いた事を確認すると、レオは1分間のカウントを数え始めた。
「5……4……3……」
「(頑張るよ あたし)」
「(とにかくミレナを助けないとな)」
「2……1……0」
数え終えたと同時にレオとリオンの身体が入り口に向かって行くのを確認すると、後からミレナ(リオン)も入り口に向かった。
「なんだ 何があった」
「敵だ 敵が来たぞ」
突然の奇襲にあたふたする敵組織を片っ端から
昏倒させていくレオだったがリオン側はかなり手こずっていたのだ。
「何をしている」
「すっすまん 何時もの調子が出なくてな」
笑ってごまかしているリオンをよそに、再び敵を倒し続ける。
「とにかく作戦に支障をきたさないようにな」
「分かってる」
リオン(ミレナ)も力任せに敵を倒していった。
因みにミレナ(リオン)はと言うと……………
「たく 面倒な奴らだ」
沢山の敵に囲まれていたが、一瞬で気絶させていた。
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