A desert wind

□海に行こう!!
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一方、その頃のミレイはというと…


「うー…、フィル、ラルク何がいいと思う?」

『私はそこの白のやつがいいと思うわ』

『ビキニはやっぱり黒じゃね?』

「うー…」

案の定、ミレイは水着の色について悩んでいた。
店員さんに今年の流行なども聞いたがなかなか決まらない。

「ミレナ!!ここにいたのかっ」

ラルクが飽き始めた頃にミレイに話し掛けてきた青年がきた。
瞬時にフィルとラルクが警戒体制に入る。


「レイとアークか?何でそんなに警戒してるんだよ?」


「…すみません、私ミレナって言う名前じゃないんですが…」

「ミレナじゃない?……本当だ…よくみたら違う。すまなかった」


「いえ、大丈夫ですよ〜、私とそのミレナさんってそんなに似ているんですか?」

ミレイがフィルとラルクに大丈夫だよと頭を撫でながら尋ねた。

「あ、あぁ、ちょうどお嬢さんの髪の毛を下ろして少し伸ばせばミレナになるな」

「そうなんですか〜。一回会ってみたいなっ!!あ、そういえばさっき、急いでた?っぽいですけど…大丈夫ですか?」


「あっ…そうだった。俺、ミレナを探してたんだ…じゃあな、お嬢さんっ」

「あっ、ちょっと待って下さい!!私も一緒に探しますよ?」

「本当か?すまないな…初対面なのに…」

「大丈夫ですよ、私はミレイって言います」


「俺はリオンだ」


ミレイはフィルとラルクに行くよと言ってリオンとミレナを探しにいった。






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