A desert wind

□たまには外に出掛けましょう
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『ただいま〜』


『ミレイどうしたの?廊下まであなたの声、聞こえてたよ』


『そうそう、レオにからかわれてたのか〜?』


「あっ2人ともおかえり。ラルク、私レオにからかわれてないからね!」

『ふ〜ん。で、どうしたのさ?』


「聞いてよ、2人とも!レオってさ宿に着くとすぐに読書とか意味のわからないことするじゃない?だからたまには外にでて買い物とかしようよって言ったらめんどくさいっていうのよ。」


『うーん、…それがレオの個性っていったら個性だからなぁ』


『そうね…でもレオ今日はとてもいい天気だからミレイと出掛けてきたら?』


『そうだよ。たまにはいいんじゃない?留守番は俺らがちゃんとやっとくからさ』


フィルとラルクがレオを見ながら言った。


「ほら、早く行こうよっ」


「…俺に拒否権は?」


『「ないっ!!」』


3人?の息のあった返事を聞いてレオはため息をついた。




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