A desert wind
□パートナー
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リオンがミラーボから
リーフィアとグレイシアをスナッチして数日後
ヘルゴンザを説得してミレナの手持ちにアンとシエルが加わった。
そんな夜のちょっとした話
「なあなあ レイ」
「どうしたのよ」
なかなか寝付けないでいたアークはレイを呼んだ。
「今からさ アンとシエルの所に行かない」
「今から」
レイは時計を見ると、夜中の12時を過ぎていた。
「なんでこんな夜中に行かないといけないのよ」
「だってぇ〜昼間だと任務で忙しいし…………」
「そんな事だろうと思ったわ」
レイは呆れて溜め息を吐く。
「ダメレイ〜」
「仕方ない 寝てたらすぐ帰るからね」
「わ〜いありがとう」
こうしてレイとアークはレオの部屋を抜け出し、ミレナの部屋に向かった。
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「失礼しま〜す」
2匹はミレナに気付かれないように部屋に忍び寄るとそこにはボールから出ていたアンとシエルがこちらを見つめていた。
「あなた達どうしてここに来たの」
「もう夜中だよ〜」
最初にシエルが口を開くと次にアンが喋り出した。
「えっと それは………」
「あなた達は昨日から私達の仲間になったから挨拶も兼ねて仲良くしようと思ったのよ」
どもってしまったアークの代わりに溜め息混じりでレイが説明した。
「な〜んだそう言う事か〜」
「私達もさっきあなた達と仲良くなりたいって話をしていたのよ」
「そうなんだ じゃあ今日は色々話そうぜ」
アークの提案に皆はすんなりと同意してくれた。
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