A desert wind

□お泊まり会にて
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「あっ、ミレナちゃん久しぶり〜!!」

ある街で買い物をしていたミレイは懐かしい顔を見つけた。

「あっ、ミレイちゃん久しぶり〜夏以来だね」

以前、一緒に海に行った事のあるミレナとリオンに遭遇したのだ。

「そうだね〜、リオンさんもお久しぶりです」

「あぁ、久しぶりだな」

「所でミレイちゃん、見当たらないけどレオさんはどうしたの?」

「レオなら人混みは疲れるから行かないって言って今は宿にいるはずよ」


ミレイとミレナ達がいるところは確かに人が多くレオにとってはあまり近寄りたくないらしい。


「1人で買い物は危なくないか?」


「大丈夫よ、リオンさん。いざと言うときのためにって……!」


「どうしたの?」


「そう言えば今日はフィルもラルクも留守番するって言っていないんだった……」


「だから1人で大丈夫かと聞いたんだよ」


リオンが呆れながら言うのを見てミレナはある提案をだした。


「じゃあさっ、あたし達と一緒にお店回らない?夏以来だし話たい事いっぱいあるの!!」


「それは良い提案だな」

「でしょ?ね、行こうよミレイちゃんっ」


「うん!!ありがとミレナちゃん、リオンさん」



そうして、三人は街を回りだした。







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