A desert wind
□School liveと奇妙な出会い
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うわーーーー
」
ドス ドス ドス ドス
「イテテテ ここはどこや
」
いきなり空から降って来たハイド達4人は、幸いにも砂がクッションになったおかげで怪我を負うことは無かったが、
心当たりのない場所だったのか 周りの景色をしばらく眺めていた。
「砂漠…………やな」
「どーしてや
」
「よう分からんけど さっきハイドが触った奴が原因ちゃう
」
「そうなん
」
ハイドは分かってなさそうだったが、テツヤの推測に対して納得したのか他の2人は軽く頷いた。
因みに何故こうなったかと言うと楽屋に戻った4人がまず目にしたのは、宙に浮かんでいたモヤモヤした物体である。
それをハイドが興味津々と触ると突然光り出し、空に放り出された
「だってあんな非現実的なもん目の前に出て来たら触りたくならへん
」
「そりゃそうかもしれへんけど、まず疑う事が先だと思うで」
「そうなん
」
またもハイドは首を傾げていた。
「まあまあテツもその辺にしとき とにかくこれからどうするか考えへんと行かんで」
「そう言えばすぐそこに街が見えたよ」
「ホンマかユッキー ならそこに行くでーー
」
とりあえず4人は近くの街に向かう事にした。
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4人が落ちてくる数日前
エクロ峡谷
「はあ
トレトレのライブに参加しろだと
」
「うん しかもあたし達は生徒になりすまさなきゃならないんだって」
突然ミレナから言い渡された任務の内容は、スパイがトレトレライブに潜り込んでいると言う事で生徒になりすまし、犯人の逮捕をすると言う内容であった。
「チッ 仕方がないがやるしかないか」
「じゃあ決まりね」
渋々了解するリオンだが この後何があるのかまだ分かっていなかった。