A desert wind

□ハートスワップ!?
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ガタ…ガタガタ…

「なぁ…レオ」

「…なんだよ?マサ」

「なんかさー、暇じゃね?」

「俺は別に暇じゃないけどな」

そう言いレオは目線を本に戻した。
今、この部屋にいるのはマサとレオだけ。
ミレイはフィルとラルクを連れてONBSに遊びにいっている。
それに、レオは読書をしているのでマサは暇で暇で仕方ないのだ。

「なぁ〜、レオー」

「………」

「おーい、レオーー」

「…………」

「なぁ、レ「うるさいっ!!」

「読書に集中できないじゃねーか」

レオがマサを睨みつけながら言う。

「わ、悪かったっ。だからそのナイフをこっち投げようとしないでくれっ」

慌ててマサが謝るとレオをナイフをしまった。

「…そんなに暇ならキルとイチャついてたらいいだろ」

「それがさー、キルの奴遊びにいちったからよー」

マサが頭をかきながら笑うのを見てレオはため息をついた。

「なぁ、レオ」

「なんだよ」

「せっかくだからさ、手合わせしてくんねーか?」

最近、運動してなかったからよ とマサが笑う。

「…わかった。また騒がれても困るからな、少しだけだ」

「さっきの事まだ根に持ってんのかよ」

「持ってるわけねーだろ。さっさといくぞ」


そう言いながら二人は外に出た。



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