A desert wind

□たまには外に出掛けましょう
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「ねぇ〜、レオ〜」


「…なんだよ」


レオは読んでいる本から目を放さず答えた。


「ちゃんとこっち向いてよっ!!」


「っ!?」


ミレイはレオのほっぺた辺りをもって自分の方にレオの顔をむけさせた。

「…なにすんだよ」


「レオが人の顔を見ないで答えるからでしょ?」

「……」


「まぁ、それはいいとしてっレオ買い物に行くわよ!!」


「はぁ?なんでだよ?」

「だってレオ、宿についたら殆ど読書しかしないじゃん。だからたまには外にでようよ!!」


「嫌だ。めんどくさい」

「そんな即答しなくてもいいじゃんっ」


「ミレイ、うるさい」


そんなやり取りをしていたらレオの相棒のフィルとラルクが散歩から帰ってきた。







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