A desert wind

□悪夢の夜に
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…ここは…どこ…?


暗くて何にも見えない…

…みんなが、仲間が消えていく……


嫌だ…やめてくれ……


っ…暗い……怖い……




…誰か……誰か助けてっ……!!






























「…オ、 レ…オ レオっ!」

「っ…ここは…?ミ…レイ…?」


レオが目を覚ますとミレイが心配そうにレオの顔を覗きこんでいた。


「良かったぁ…レオ、うなされてたんだよ?大丈夫?それとここはポケモンセンターだよ」


「…大丈夫だ。すまない…迷惑をかけてしまったな……」


「私は大丈夫だよ。…ねぇレオ、あなたはもう一人じゃないんだよ?フィルにラルク、それに私もいるんだよ?だから…もう全部一人で背負わないでもっと私達に頼っていいんだよ…?」


そういってミレイは前からレオを抱きしめた。


「……ありがとう」


レオは今にも消えてしまいそうな声で呟いた。









END
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